皆さんはどのようにフランス語を勉強していますか?
個人レッスン、グループレッスン、対面、オンライン…
テキストを使って完全自己学習、それともオンライン留学?
様々な学習方法がある中で、必ず誰しもが避けて通れないのが…
そう自己学習です!
レッスンを受けていても、予習や復習を自分でしますよね。
そこで今回は私が自ら愛用しており、生徒さんにもお勧めしている、
フランス語の自己学習に欠かせないデジタルツール5選を紹介します!
このツールを活用することで自己学習がスムーズになります!
まだ活用していない方は、ぜひ参考にしてください。
1:デジタル辞書
フランス語を本格的に勉強するならば、必ず必要となる日仏・仏日辞書。
皆さんは「紙派」ですか?「デジタル派」ですか?
私は断然「デジタル派」、携帯アプリの辞書を愛用しています。
- 荷物にならない
- いつでも、どこでも調べることができる
- 発音を聴くことができる
- 動詞を不定詞以外の活用形で検索できる
- 仏和・和仏が1冊になっているのでアプリを切り替えずに検索できる
- 履歴が残るので後から同じ単語を探しやすい
- 見出し・成句・用例をタブで簡単に切り替えられる
紙には紙の良さがあるように、
携帯アプリには携帯アプリの良さがあります。
私が愛用しているのは
「プチ・ロワイヤル仏和辞典(第4版)・和仏辞典(第3版)」です。
https://www.monokakido.jp/ja/old_product/foreign/petit4/
私が購入した際は5,000円前後だったと思いますが、
現在は上記商品がApple Storeに見当たりません。
仏和・和仏が1冊(1アプリ)になっていて、とても便利なのですが。
以下が最新版のようです。仏和と和仏が別々になっています。
プチ・ロワイヤル仏和辞典(第5版)https://www.monokakido.jp/ja/dictionaries/petit5/index.html
発売日 : 2020年11月30日
価 格 : 3,420円(税込)
対応機種: iPhone/iPad/iPod touch対応 ※iOS12.0以降が必要
プチ・ロワイヤル和仏辞典(第3版)
https://www.monokakido.jp/ja/dictionaries/petit3j/index.html
発売日 : 2020年11月30日
価 格 : 3,920円(税込)
対応機種: iPhone/iPad/iPod touch対応 ※iOS12.0以降が必要
また中級を超えたら、仏仏辞典も語彙が広がり良いです。
2:動詞の活用表
これも欠かせない存在です。
覚えないといけないと言われても、覚えるまでが大変なわけでして。
自分が書いた文章が合っているか確認する際にも大活躍です。
これも私はデジタル派です。携帯アプリを導入しています。
https://la-conjugaison.nouvelobs.com/
私はフランス語版を利用しています。
ランダムに出題される練習機能もついています。
日本語版のアプリも多く存在するようですので、
「フランス語 動詞 活用表」と検索して、自分好みのアプリを探すのも良いです。
発音してくれるアプリも存在するようです!
3:Google翻訳の発音機能
デジタル辞書では発音が確認できて、確かに良いのですが…
動詞の活用でなんと発音するかわからないこと、ありませんか?
リエゾンする?しない?と迷うこと、ありませんか?
デジタル辞書とは言え、全ての動詞の活用の発音はしてくれません。
動詞の活用表のアプリで発音してくれる場合は、そちらで事足ります。
リエゾンはどうでしょう?文章になって初めて発音される音…
フランス語の特徴のひとつでもありますよね。
こんなときにお勧めしているのが、Google翻訳に入力して発音してもらうことです。
動詞の活用はもちろん、リエゾンもしっかりしてくれます。
ちなみに翻訳機能は、日本語・フランス語間はあまり上手でありません。
フランス語を別言語で確認したいときは、英語やラテン系の言語がお勧めです。
ビザ申請の書類などオフィシャルな書類でフランス語訳が必要なものを、
このGoogle翻訳機能に頼ると、とんでもないことになりますのでご注意ください。
4:Google検索
単語の意味をイラストや動画で確認することができます。
辞書を見て違いのよくわからない単語、辞書に載っていない用語、話し言葉など…
Google検索は本当に便利です。
この機能は端末がフランス語設定になっていると、よりよく稼働します。
(iPhone利用の筆者の経験)
日本語設定の端末でフランス語の単語を検索すると、
Googleさんは日本に存在するその単語を使ったページを表示します。
(日本にはなんとフランス語の名前のお店が多いこと…)
Googleの言語設定をフランス語に変更するのもひとつの手段です。
5:wikiフランス語版(中級者以上)
こちらも上記同様、フランス語設定の場合によりよく稼働します。
単語を調べる場合というよりは、何かフランスに関する調べ物をする際に、
同じwikiでも日本語ページよりも、フランス語ページの方が情報が多いのです。
これは内緒にしておきたいほど本当に便利です!
また日本のことをフランス語で調べるのも、面白いです。
フランス語でなんと言うか迷う表現も見つかりやすいです。
留学中に日本のことを聞かれて、なんと答えたら良いのか…
なんてときにも大変便利です!
番外編
前項にもお話ししましたが、私はiPhoneをフランス語設定で使用しています。
日常で最も身近なツールがフランス語設定になると、
普通の学習ではなかなか学べないちょっとした日常的な単語も学べます。
カレンダーがフランス語なのはもちろん、
画面、キーボード、ダウンロードする、バックアップする、など
簡単なデジタル用語も覚えることができます。
全部フランス語になったら使えないのでは?と思いますか?
iPhoneやiPadはかなり感覚的に利用することができます。
今や小さなお子さんでも言葉がわからなくても操作できるほど。
普段使いこなしているなら、言語が変わっても大丈夫です!
新しいアプリをダウンロードするときなどは、一時的に日本語設定に戻せば良いのです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
皆さんがまだ活用していなツールはありましたか?
デジタルツールを活用して、効率よく自己学習をすることができます。
いずれも私自身が実際に活用しており、
フランス語レッスンの生徒さんやフランス留学の生徒さんにお勧めしているものです。
皆さんの自己学習がより充実したものとなり、
フランス語上達のきっかけとなりましたら幸いです。
お知らせ
◆ France et moi では、フランス語の個人レッスンを提供しています。
こちらは私が講師をしているレッスンになります。
ゼロから始めるフランス語、
留学前の準備、試験対策、留学後の語学力キープなどにご活用ください!
https://epanouir-tokyo.square.site/