昨日は第2回目のClubhouse配信にて、フランス留学の最新情報をお届けしました。
試しにインスタライブ同時配信をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

昨日の配信では…
フランス現地の外出制限などのこれまでの変遷と、そこから推測する今後の変化、
また渡仏時に重要な長期ビザ発行や現地入国時の制限などの最新情報、
そして現地の語学学校や中学高校、専門学校や研修先のお店の状況をお伝えしました。

この1年でフランス留学の状況も色々と変化がありましたが、
1番皆さんにお伝えしたかったことは「学びは止まらない」ということです。

先日ご案内したオンライン留学をはじめ、フランスでも様々なことがオンライン化され、留学も大きく形を変えてきました。

それは日本国内での学校教育においても同じことだと思います。

オンラインを活用しどこにいても誰とでも繋がれることはSNSに留まらず、教育においても大きな影響を与えてくれました。

オンラインを活用した複言語教育

France et moi の紹介するオンライン留学にも参加いただいているカリタス女子中学高等学校では、中学校から英語とフランス語を学ぶ、複語教育を創立当初から継続されています。

コロナ禍においてもオンラインを活用した授業や発表会など、学びを止めない工夫をされてきました。
きっとオンラインだからこそ実現した取り組みなどによって、皆さんにとって今までにない新たな経験ができたのではないかと思います。

同校のフランス語科主任でいらっしゃる櫻木先生の記事が、実用フランス語技能検定試験(仏検)を運営する、公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)のHPにある「仏検だより」にて紹介されていますので、ぜひご一読ください。

私は、言語は世界を見る窓であると考えています。一か所しか窓がない部屋から見える景色は一つ、しかし、窓をもう一か所作れば、もう一つ別の景色を見ることができます。英語に加えてもう一つの言語を学び世界を見る窓を増やしていけば、様々な物の見方があることがわかり、多様な考え方が身につくでしょう。

コロナ禍におけるカリタスの複言語教育  ~ 普遍的な愛( CARITAS )をもって人に尽くす人間を育てるために  Femmes pour les autres avec CARITAS ~

とても素敵なお言葉です。
まさに私もフランス語を使えるようになってから世界が広がりました。

France et moi におけるオンライン化の取り組み

留学エージェントの業務も多くがオンライン化しました。

今までは対面でお一人お一人とお会いしたり、学校へ直接出向いて説明会を行っておりましたが、皆さんも私も自宅から参加ができるようになりました。

留学申込書の紙での提出も廃止し、オンラインでの申し込み受付やPDFでの提出に変更しました。

また留学サポートの一貫ではじめたフランス語個人レッスンも、今までは対面を主としていましたが、オンラインレッスンにすることで、日本全国から生徒さんが参加してくれるようになりました。

そして最も大きな変化は、留学そのものがオンライン化したことです。

留学は現地に行くことが当たり前でしたが、私が提携している語学学校では2020年3月中旬にフランスで外出禁止令が出てすぐに授業がオンライン化しました。

現地の授業がオンライン化したということは、時差の都合さえつけば世界中どこにいても現地と同じレッスンが受けられると考えました。

フランス留学を考えていたのに行けなくなってしまった生徒が参加できるように、すぐにオンライン留学を紹介しました。

また夏休みに短期留学を予定していたグループにもすぐにオンライン留学に切り替えました。

特に中高生向けの休暇中の集中レッスンとしてオンライン留学には、多くの生徒さんにご参加いただいています。

目下の目標は、このオンライン留学にも様々な国籍の生徒が一緒に参加してくれることです。時差や休暇期間のズレがあり、夏休みには実現できることを願います。

またNPO留学協会からの情報では、「オンラインホームステイ」というキーワードも出てきています。フランス留学にも取り入れることができないか勉強中です。

これからも現地への留学する生徒のサポートをしながら、同時にオンラインでできることを増やして行きます!


春休み中高生オンライン留学の詳細は、こちらの記事を参照ください。


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