Bonjour à tous !
前回は帰国準備についてお話ししました。
今月末頃から帰国後の14日間自宅待機が不要になる検討がされているようですね。
帰国後の行動制限が減ることで、海外渡航のハードルは下がりますが、
ヨーロッパは第二波の状況なので、この検討はどうなるでしょうか。気になりますね。
さて、今日は帰国時のことについて2020年8月下旬のシャルルドゴール空港、
飛行機内の様子、そして羽田空港の様子についてレポートいたします。
どの航空会社も減便となった今、空港はどうなっているのか?
入国時の検疫の書類や手続きはどのようなもの?待ち時間はどのくらい?
空港にお迎えが来てくれる場合など、知っておきたいですよね。
そういえば、航空券について生徒さんからの情報によると、
JALの直行便は羽田発の便が一部運休が発生しているようです。
JALは現在購入済みの航空券は、3月末までの便であれば直行便・経由便問わず、
手数料や追加料金なく1回のみ変更が可能とのことです。うまく活用したいですね。
これからフランス留学から帰国または一時帰国する皆さんや、
今後フランス留学の予定がある方はぜひ参考にしてください。
シャルルドゴール空港は今?
出発ロビーのいくつかのお店は空いていましたが、中の免税店は閉まっていました。
お土産の購入は空港ではなく滞在中に済ませておきましょう。
チェックインカウンターはかなり空いていました。
後から知りましたが、私が利用したJAL便は30名しか乗客がいなかったようなのです。
それでも離陸時間の3時間前ほどの到着を目安にしましょう。
またお見送りの人は出発ロビーには立ち入る事ができません。
到着ロビーにはお迎えの人が来れるのに、出発ロビーには入れないのです。
ご友人などがお見送りをしてくれる場合は、気をつけましょう。
出国審査はそこそこ混んでいました。なぜなら…
EUパスポート専用が1ブース、全パスポート対応が2ブースしか空いていなかったのです。
私が並んでいた列は、なんと私の前に某大国の50名ほどが待つ大混雑…
旅行者は入国ができないはずなのに、この方たちは一体?
という気持ちでいっぱいでした。
しかも途中で男性1名が別の部屋に連れて行かれ、1ブース閉鎖しました。。
搭乗時刻が刻一刻迫る中、結局45分ほど待ちました。
ちなみに今回はシャルルドゴール空港2Eでした。
チェックインカウンターに荷物を預けた後は、速やかに出国審査に向かうことをお勧めします。
長期ビザなしで90日以上滞在したので、フランスの役所で発行してもらった滞在許可証のチェックがあると思いスタンバイしていましたが、一切質問されませんでした。
それでもこういった書類はすぐ出せるようにスタンバイしておきましょう。
手荷物検査も同様にそこそこ混んでいました。
出国審査が終わるとすぐに手荷物検査があります。
ここも2ブースしか空いておらず、目の前にいた某国の方々で大混雑です。
ようやく1ブースが追加で開けられましたが、ここもかなり待つことになりました。
わたくしは、係員に搭乗時刻が迫っていると声をかけて先に通していただきました。
フランスでは何事も主張することが大切なのです。
(本当にぎりぎりになってしまったので、皆さんは真似しないでくださいね。。)
免税店は全て閉まっていたようです。
私は時間がなかったので、飛行機横まで行くバスに飛び乗りました。
飛行機の中は広々快適でした。
今回はJALの直行便を利用しました。
色んなところで何度も言っておりますが、日本の航空会社を利用する安心感!
世界中がこんな状況だからこそ尚更に安心感が増します。
特に日本からフランスへ行く際は、直行便を利用する場合は、
フランス入国時のPCR検査が免除になるメリットもあります。
(日本の感染状況によっては今後変わる可能性もありますが)
さて乗客が30名ということで、機内のソーシャルディスタンスは一切問題なしです。
それでも飛行機内では常時マスク着用です。必ず持参してください。
前後も隣も誰もおらず、かなり伸び伸びと過ごす事ができました。
離陸して早々に日本入国時に必要な検疫書類一式が配布されました。
この内容は次の章で紹介します。
機内食も普段はあまり選ばないけれど、ほっとする和食を選択しました。
食後にはハーゲンダッツのバニラアイスが出ました。さすがです。
さて到着時はベルト着用サインが消えても、いつもの様に一斉に立ち上がる乗客がいないため、降りていいのか一瞬戸惑うほどの見慣れない光景でした。
機内最後尾にCAさんと思われる一行がいらっしゃいました。
おそらく感染防止のため現地滞在をしないように、羽田パリ便で勤務した方々が、同日のパリ羽田便に乗って帰国しているのだと思います。(※勝手な想像です。)
航空会社は本当に大変だと思いますが、頑張って欲しいです。
今はJALもANAも航空券の値段が以前よりも下がっておりますので、
皆さんもぜひ積極的に活用して欲しいです。
羽田空港は今?
さて機内で配布された書類は、フライト中にじっくりと読む時間があります。
記入も機内で必ず済ませておきましょう。
到着するとまずPCR検査の実施・結果待ちがあり、
その後に今まで同様に入国審査、スーツケース受け取り、税関検査があり、
到着ロビーに出る事ができます。
今までよりも到着ロビーに出るまで時間がかかりますので、お迎えをお願いする場合は、
着陸3時間後をお迎え時間の目安にし、着陸後に連絡を取りながら微調整することをお勧めします。
PCR検査は唾液検査、待ち時間は標準2〜3時間
飛行機を降りると案内にしたがって、検査待ちの待機スペースに向かいます。
自分の利用した便の乗客が少ない、他の到着便が少ない場合は、かなりスムーズに進みます。
私は5分も待たずに待機が終わり、検査スペースへと向かいました。
待ち時間よりも、空港内を歩いて移動する時間の方が長かったように感じます。
ソーシャルディスタンスのためか、かなり歩き回ります。
羽田空港は2020年7月下旬から唾液採取による検査になり、
検査結果待ち時間がかなり短縮されたそうです。
機内で記載した紙を渡して検査キットを受け取り、唾液採取ブースへと向かいます。
隣とはパーテーションで区切られており、向かいの壁には唾液採取を促進する目的か、
レモンの写真が貼ってありました。説明も全て壁に貼ってあります。
そこそこの量が必要なので口内が乾燥しやすい方は、
機内にいるうちから水分補給をしておくと良いでしょう。
また異物が混入するといけないので、直前の飲食はお勧めしません。
さて唾液を提出したら、また結果待ちエリアへと向かい歩きます。
私の時は同時刻到着の便が少なく、乗客も少なかったので、1時間ほどで番号を呼ばれました。
この結果待ちが長いと3時間ということもあり、お腹がすくかもしれないと思い、
マドレーヌを手荷物に入れておきました。(液体物に引っかからないものをご準備ください!)
ようやく結果は「陰性」とわかり、自宅(またはホテル)までの交通手段の確認をされて、これで無事に開放です。
「陽性」となった場合は、検疫所指定の施設へと向かうことになります。
この後は通常通り、入国審査を済ませ、スーツケース受け取り、税関チェックを経て、
なんと私は着陸から2時間強で、到着ロビーへと出ることができました。
検査結果を待っている間に、スーツケースは空港職員の方が既に
ターンテーブルからおろしてくださっていました。
空港職員の方にお礼を伝えるついでに、検査は意外と速かったと話したところ、
海外赴任の方が移動する時期などは混み合ったらしく、検査待ち3時間だったそうです。
到着ロビーに出るとほぼ人がいませんでした。
私が到着したのは平日の午後の早い時間。
この日の便は到着便は10本前後、出発便は数本程度。
到着ロビーには数少ないお迎えに来ている家族や送迎サービスの業者さんがちらほら。
私は前職のときに、早朝や夜中の空港にてよく立ち会いをしましたが、
こんなに人がいない羽田空港は見たことがありません。
お店も到着ロビーで開いていたのはカフェのみ、下のコンビニは開いていましたが、出発ロビー上のレストラン等はほとんど閉まっていました。照明も消えていました。
まとめ
さて各空港、機内の様子をお伝えしました。
日本へ帰国する際は、利用する空港の最新情報を確認して、
スムーズに帰国ができるよう準備をしたいところです。
羽田空港の検疫について
https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20200729_For_the_arrival_at_Haneda.pdf
成田空港も唾液検査に変わって時間短縮されているようです。
https://www.forth.go.jp/keneki/narita/soumu/pdf/202008_kensa-nagare.pdf
これから年末年始に向けて、海外在住の日本人の一時帰国なども増えるでしょうか。
この記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。
ブログランキングに登録しました!クリックのご協力をお願いします!
にほんブログ村人気ブログランキング
ありがとうございます! Merci beaucoup !